にんにくには多くの健康効果が見込まれています。疲労回復だったり滋養強壮だったりスタミナ回復だったり精力増大だったり。今回の記事では、にんにくの効果効能をまとめてその理由についても説明しています。にんにくの効果について詳しく知りたい人は是非ご参考に!
にんにくにはこんなにもたくさんのうれしい効果があるんですね〜。全部で11個、にんにくの効果をまとめました。
にんにくの効果効能11選。
効果1:疲労回復効果
にんにくにある代表的な効果です。にんにくにはビタミンB群との相性が良く、とくにビタミンB1と結合しやすいアリシンが含まれています。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えてくれる作用がありますので、疲労時のエネルギー供給にもってこい!
効果2:滋養強壮効果
にんにくに含まれているアリシンに代謝促進の効果のほか、糖質をエネルギーに変える働きを持っています。そのため、活動するためのエネルギー源になるのです。気つけのためににんにくを食べるのにはこんな理由があったんですね!
効果3:血圧抑制効果
血圧が高めの人にもにんにくはオススメです。なぜならにんにくに含まれるアリシンに抗血栓効果があるからです。ドロドロとした血液をサラサラにする作用があり、それが血圧低下に効果的です。
効果4:血管拡張作用
にんにくに含まれるとアリシンに血管拡張拡張作用があるとされています。アリシンはイオウ化合物の一種ですが、このアリシンが赤血球と反応することで硫化水素が発生し、血管を構成する平滑筋を弛緩させるとされています。また、にんにくに含まれるスコルジニンやアデノシンにも血管拡張の作用があるとされています。
効果5:抗酸化作用
これもにんにくに含まれるアリシンの働きによるものです。老化の原因となる活性酸素を分解して、体のサビつきを防いでくれます。若返り効果といってもいいかもしれません。
効果6:殺菌・抗菌作用
アリシンが分解してできるジアリルスルフィド(二硫化アリル)に強い殺菌抗菌効果があるとされており、カビや細菌などの発生を阻害するとされています。また、食中毒の原因となるカンピロバクターに対して強力な殺菌作用を持っており、胃潰瘍の原因ともなるコレラ菌に対する殺菌力も強力。そのほかさまざまなウイルスや菌に対して殺菌・抗菌作用を発揮します。
効果7:コレステロール抑制効果
にんにくに含まれるジアリルジスルフィドやジアリルトリスルフィドが肝臓に溜まったコレステロールを胆のうへ排出するのを促進する作用があるとされており、それによりコレステロールの抑制効果が期待できます。
効果8:冷え性改善効果
特に女性が悩まされている冷え性。にんにくにはこの冷え性を改善する効果があります。にんにくに含まれるアリシンの血管拡張作用により、血流が促進され体温が上がりやすくなります。また、にんにくには糖質のエネルギー代謝促進作用がありますので、その際に熱が発生し、冷え性改善に効果があるとされています。末端冷え性の人にも効果的です。
効果9:肝機能強化作用
肝臓には体内に入ってきた有毒物質を解毒する重要な働きがあります。人間の臓器の中でも1kgもあるとても重要な働きを担っており、不健康な生活を送ることで脂肪肝や肝硬変などの症状が起こりやすくなります。にんにくに含まれるアリシンはビタミンB1と結合してアリシアチミンになります。アリシアチミンはビタミンB1の持続力を高める作用がありますので、肝臓に必要なエネルギー源を効率よく補給することができます。
効果10:便秘改善効果
にんにくに含まれるアリシンには殺菌・抗菌作用があります。これが腸内の悪玉菌を攻撃し、腸内環境を整えてくれます。これにより腸の働きが活性され、便秘改善に効果があるとされています。