健康にいいイメージの強いにんにくですが、実は摂取しすぎると体に害をなします。もちろん、一日1片ほど食べる分には問題ありませんが、これが一日に4、5個のにんにくを食べるとなると話は別です。にんにくの特製と合わせて副作用についてもしっかりと見ていきましょう。
ちなみに、成人男性で
一日あたり 生ニンニク 1片
一日あたり 過熱したニンニク 2、3片
程が適量とされています。こどもの場合はこの半分を目安にしましょう。それ以上摂取すると下記のような症状が出てしまう可能性があります。
にんにくはおなかを下しやすい?
にんにくを食べすぎるとおなかを下しやすくなるとどこかで聞いたことはありませんか?これは、にんにくに含まれる強い抗菌作用殺菌作用が胃腸内の悪玉菌だけでなく善玉菌までも破壊してしまうからです。何事もほどほどがいちばん。にんにくを食べすぎると下痢などのリスクもありますので、特にデート中などは気をつけたほうがいいかもしれませんね。
にんにくに含まれる抗血液凝固作用
にんにくには抗血液凝固作用があります。これは、出血をしたときに凝固が働きにくくなり、血が止まりにくくなるというなかなかに恐ろしい症状です。特に、血液凝固薬を服用している人は禁忌事項になりますので例えサプリメントであっても摂取することはやめましょう!大事なことは医師に相談することです。
胃壁にもダメージを?
にんにくは胃壁を刺激して食欲を増進させます。しかし、あまりにも空腹時にニンニクを摂りすぎるとこの刺激が強すぎて胃痛を起こす可能性もあります。にんにくを食べる前に何かしらの食べ物を口にすると言った風に覚えておくといいかもしれませんね。
口内炎・口角炎
ニンニクを摂取しすぎるとビタミン生成菌という、体内にビタミンを生成する菌まで殺してしまいます。それによりビタミン不足が起き、口内炎や口角炎ができやすくなります。そうならないように、摂取量については十分に気をつけましょう。
口臭や体臭がきつくなる
これは誰にでも想像できることでしょう。にんにくを食べすぎると口臭や体臭が人に不快感を与えるほどの臭いになってしまいます。エチケット系の商品を使うのはもちろんですが、食べる量も調整するべきです。