皆さん、にんにくは摂取されていますか?滋養強壮の王様と言われるほど強烈なエネルギーを持つにんにく。
意識的に食べたりサプリメントを注文したりしている人も多いはずです。
さてさて、今回の記事では、そんなにんにくの気になる情報を配信していきたいと思います。
そう、それはまさに「中国産にんにくの安全性」について、、、ではなく、中国産にんにくが一体どこで生産されているのかをご紹介する内容です。
以前、こちらの記事でも紹介したとおり、やや中国産にんにくをディスる内容を書いたら脅しのようなコメントが付きました。
筆者としても考えるところはたくさんありますが、中国産ニンニクはちょっと危険という考え方は変わっていません。
思想は自由ですからね。
というわけで、今回は中国産にんにくの危険性ではなく、どういった地域で中国産にんにくが栽培されているかというライトな内容でまとめていきたいと思います。
【目次】
安全性は果たして。中国産にんにく最大の産地は〇〇〇
ご存じない方もいらっしゃるかと思いますが、中国は「にんにくのふるさと」なんていう言われ方をしています。
それくらい、世界的に見てもにんにくの生産量が多く、世界的な流通量もそれに比例して多くなっています。
そんな中国は山東省の西南部、孔子と孟子の出生地として名高い済寧市に属する金郷県がにんにくの最大の産地とされています。
年間でなんと60万トンものにんにくを生産しており、流通量で行くとその倍の130万トンというとんでもない数字となっています。
「とんとんとんとん、ヒノノ二トン」でおなじみの2トントラックが30万台分って考えると恐ろしいですね…
さて、その中国最大のにんにくの産地、どのあたりかというと、このあたり。
韓国と同じくらいの緯度に位置し、中国のやや中腹といった場所でしょうか。ここで中国産にんにくが多く生産されているわけです。
なぜこのエリアで中国産にんにくが多く栽培されるのか?安全性は?
どうしてこの金郷県で多くにんにくが栽培されるのか。もちろんそれは、この地域の気候と土壌が大きく関係しています。
まず、にんにくを栽培するためには春に適切な雨量が確保できることが大きな条件となります。
この時にたくさんの良質な水分を実にたくわえて、みずみずしく中身のぎっちりつまったにんにくが出来上がるのですね。
さてこの金郷県、春季の雨量がしっかりと確保されています。
それに加え、半粘土質、半沙質という、理想的な土壌があるのも大きな理由の一つ。
さらには、秋栽培期の平均気温は18度、冬の最低温度はマイナス8度になっており、にんにくの成長に適した気候要件となっています。
金郷県の中国産にんにくは安心?
このエリアのにんにくは、世界的に見ても厳しい基準が敷かれており、それをクリアしたにんにくのみが世界的に流通する形になっています。
そのため、一律して中国産ニンニクが危険、中国産ニンニクが危ない!なんてわたくしも言うつもりはないんです。
しっかりと真面目に農業をされ商売をされている方も多くいます。
その一方で、適正な審査を行わず、健康被害など目もくれずに悪質な経営をされている中国のにんにく農家があるのもまた事実…
金郷県のにんにくは比較的安心できると思ってもいいかもしれませんが、油断は大敵です。