アリシンとアリチアミンがにんにくパワーの根源？

みなさんこんばんは、にんにくの情報を余すことなく今後紹介していきたいにんにく博士になりきれない「にんにくたろう」です。

まだだれからも何も言われていませんが、当ブログのタイトルはおそらく不評だと思います。

「にんにくたろうのにんにくニクニク日記」

ってこれ日記の前のニクニクいらんですよね。まあそんなことはどうでもいいとして。

ちゃんとした情報を更新していきますよ。今回はにんにくのエネルギーやスタミナの源となる「アリシン」と「アリチアミン」についてご紹介していきます。

ちなみに、にんにく料理を食べた後、口がゲシュタルト崩壊したような臭いになりますよね、その原因が「アリシン」なので、こいつについては恨みを込めてみていきましょう。

臭いの原因アリシンにはどげな効果があるのだろうか？

まずアリシンについて見ていきましょう。どんな効果がある、だけの簡単なブログとは違うことを見せつけていきたいと思います。

このアリシン、まずはイオウ化合物であるということです。はい、この時点でわけわかっていません。

というわけで、調べてみました。

イオウ化合物とは長ねぎ、玉ねぎ、にんにく、にらなどのユリ科の植物に、キャベツ、大根などのアブラナ科（キャベツと大根がアブラナ科っていうのも初めて知りました）などの野菜に含まれている強い香りを持つ成分。イオウ化合物として、アリシンの他に抗がん作用のを持つアホエン等がある…アリシンに抗がん作用はないの！？

ということです。どうやらこのイオウ化合物とかいうやつが爆裂的な臭いの原因になるらしいです。

でも、イオウ化合物単体でそのままあったとしても大した臭いはないみたいです。アリシンなどのイオウ化合物を含む野菜を切ったり割ったりすると、

例の強烈な臭いがするそうです。なるほど、包丁でバッサバサに切り刻んだり、おろし器でじゅくじゅくになるまで削ったり、更にそのあと歯で噛み砕くなんてするとしたらそりゃあニオイもしますよね。と、アリシンについての説明が長くなりすぎました、しかも成分ではなくニオイのw

では次にアリシンの効果効能について見ていきましょう。

アリシンの健康効果

+ 疲労回復効果

生活習慣病予防
血糖値の上昇を抑える効果
血流促進効果
感染症予防効果
食欲増進効果

などがあるそうです。

これすごくないっすか？

アリシンのニオイのせいでイオウ化合物に嫌なイメージ持ってましたけど、こんなにも体に嬉しい効果があるなんて。

にんにくのアリシンを上手に摂取するための方法=にんにくをいかに加工するか

このアリシン、どうやら熱に弱い何ていう特徴はないそうです。

アリシンを栄養価を十二分に味わうためには、にんにくの細胞をぶち壊す必要があるようです。
上述したように、アリシンはにんにくが切られたり折られたり割られたりしたときに発生するものです。
そのため、にんにくをそのまま丸呑みするのではなく、みじん切りにしたり、半月切りにしたり、すりつぶしたりするのが最も良いとされているようです。

油と一緒に調理すると、アリシンと油が結合し、成分が壊れにくくなるらしいですよ。
たまーに焼きとり屋にいくとにんにくのホイル焼きがでてきますが、必ずオイルのプールみたいな状態で出てきますよね。
成分だけで考えるなら、そのオイルで熱したにんにくを潰して食べると一番効果的な様子。ニオイすごそう…

にんにくを生で食べたら体に良いなんてあまり聞いたことがありませんよね。
どうやら成分が強すぎるらしく、ナマのまま一定量以上食べてしまうと腹痛や下痢の原因となるらしいです。
にんにくを生で食べるのが趣味な人はくれぐれも気をつけて下さい。貧血を起こすリスクもあるらしいです。

ビタミンB1と結束して相当な疲労回復効果をもたらすアリチアミン

さて、アリシンの話はこれくらいにして、アリチアミンの話をしましょう。
にんにくにぎょーさん含まれているビタミンB1。疲れやすい人にとってもおすすめ、ビタミンB1には疲労回復効果があります。

このビタミンB1と例のアリシンが結びつくと、体内に吸収されやすいアリチアミンと呼ばれる物質に変化するそうです。
このアリチアミンは活性持続型B1なんていうカッコイイ呼び名をされているそうですよ。
ちなみにこの活性持続型B1はスタミナ効果がバリバリだそうです。スポーツマンなんかにもいいかもしれませんね。